J-45エボニーは1967年から69年にかけて発売された大変希少なモデルで生産本数の少なさから現在ではコレクターズ・アイテムの一つとなっています。近年多くの復刻モデルが発売され人気を博していますが、オリジナルは現在100万円を超える価格で取引されています。 このギターは70年代製J-45/50 deluxeをエボニーブラックに再塗装した個体です。69年後期からJ-45はラウンドショルダーからスクエア形状、ブレーシングなど幾つかの仕様変更に伴い、50年代、60年代のJ-45とは違った音質&デザインとなっている為、好みが分かれています。 シリアルno.00から始まっているので製造年はおそらく76年、もしくは下3桁が001～499なので77年カラマズー工場製だと思われます。約半世紀の間、歴戦で長く弾き込まれてきたビンテージの貫禄がありますますし、しっかり乾いた音でレンジ広く鳴るイメージです。 誰がいつ、どこでこの個体を再塗装したのかは分かりません。オリジナルのエボニーとは全く別物ですが、塗装やパーツのヤレ感、塗装に細かく走るウェザーチェック、バインディングの焼け、ネジ止め式のホワイトピックガードも印象的で、決して綺麗なギターとは言えませんが、スクエアショルダーの無骨さとルックスの男臭さがとてもいい感じでカッコいいギターだと思います。 アジャスタブルやナローネックが合わない、当時のビンテージものが欲しいけど価格が高すぎて買えない、70年代でカッコいいJ-45を探しているという方にはオススメです。 他では手に入らない激レアな個体です。本国アメリカでは70年代の評価も上がってきて高騰し始めているようなので今が買い時です！ 46年前のヴィンテージギターですので、ご理解のある方のみ購入をお願いします。 #Gibson アコースティック ※純正チップボードケース付 # j-45