HGUC1/144 アッガイ(2)(全塗装完成品) オンライン

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商品情報

製品: バンダイ HGUCシリーズ
サイズ: 1/144スケール
使用頻度:2021.07/09完成
HGUCアッガイです。 先日まで出品していたアッガイとはナンバー違いで、同時に並行制作して完成させてあったほぼ同じものです。 ナンバリングの他は作業精度水準の差異しかございません。 作例としては「ジョニーライデンの帰還」のサングレアスル争奪戦にて、ユーマライトニングがリミアを一緒に乗せてジャブローへの侵入を果たしたときの劇中機を狙って作ったものです。 本文中や図面作画にあわせ腹部にエンブレムも追加し、ボディーの色あいもカラー画稿にあわせやや明るめにしたり等をおこなってあります。とはいえ元祖1stアニメにほぼ準じた外観で活躍していますので、出品タイトルに「ジョニーライデンの帰還」版とするのもおこがましいと考え、普通に「アッガイ」とだけで出品しています。元祖アニメ版のほうが好みだ~という場合にはエンブレムにガムテープでも押し当ててひっぺがし「シャアに随伴したアッガイだぜ~」としてしまってもよろしいでしょう。普通にアッガイつくってジョニー関連マークつけただけ ~な作例なのも面白みに欠けますので、付加価値がてら、高速戦闘仕様な外観のマリンランドセルを追加。ノーマルのランドセルと差し替えられるようにしてあります。噴射ハイドロノズルも2種を選択交換・装着できるように改造。 この交換ノズルは先に出品したものとは形状違いのものを用意してあります。製品としてはごく最近増産された最新仕様のアッガイを使用したので、内部フレームが接着材も使用可能な張力スチロール材に変更されており、合わせ目の接着処理がスムーズです(以前までの古いものは材質的に硬いABSで、関節がきしみやすく、専用の接着剤も必要だった)。 
キット構成への工作点基本的にはストレート組み構造のまま各部を整形。 曲面のみで構成されたボディーゆえに外装に関しては合わせ目処理が必要な箇所が胴体以外には全くないのですが、広い曲面が多いゆえにパーツ内側からの成形ヒケが凄まじく多いため、全面的に外装を磨きこんであります。胴体の、腕部と脚部の接続開口部の内径周りをナイフでカッティング(エッジおとし)。肩と股に咬んでいる色違いの部分(皿状のパーツ)が手足の可動で擦過ダメージがはいりやすいのでそれを軽減する工夫です。アイアンネイル(爪)の先端が四角く角ばっているので研ぎ出し。 アッガイのツメは他の水陸両用MSのツメに比して細く、長く、それが片手に6本もあるので無闇に尖らせても些細な激突で先端が簡単に潰れてしまいます。それゆえ包丁のように左右の面を研ぎ薄くするのではなく、背側から研いで前後面を薄くし、側面から見たときに尖って見えるかたちに整えてあります。マリンランドセルをアタッチメントに追加導入。ビルダーズパーツHDのMSマリンから使用。 水陸両用のMSはバリエーションが少なくカスタムパーツ需要もあまりなかったせいか、シリーズ中これのみは未だに店頭で安定供給されています。 製品ではグレーとかブラックの単色ランナーですが、モールドの造形がすばらしいのでこれをマスキング塗装しまくってアッガイ・カラーに色分け。 両側面の五連開口モールドはドリルで深く掘り下げ。 付属の別形状ノズルのパーツをこれもまた差し替え選択装着を可能とするために3mm丸棒(ランナー)軸穴方式も設けて改造(製品仕様のままでは接続軸がない)。  φの字形状にしたので平軸も丸棒軸も使えるようになっています。また、私のこれまでの出品作例にもあるようにメッキビーズ使用による細部ノズル追加工作とステンレス針を打ち込んでのピン打ちリベット追加工作もおこないました(彩り追加の工作)。
全体の基本的な製作は 各部接着を経ての合わせ目処理&パーティングライン処理・サーフェーサー・ガイアカラーによる塗装(つや消しコート含む)。 ガンプラを完成製作させるスタンダードな工程でおこなっています。 スミ入れはタミヤのエナメル塗料流し込み。色はブラウン系を多用しています。 スミ入れ塗料が定着しにくい形状の部分などには0.05mmマーカーでのふき取り手法も使用しています。

塗装パターンはアッガイの基本に倣い、「ジョニーライデンの帰還」図面カラーなどにあわせやや明るめに見えるものにしています。フレームや関節類の塗装にはグレーではなく調色したガンメタルを使用。純色バイオレットを混ぜての紫がかったガンメタル。 下地をブラックにて塗装してあります。装甲部と違いクリアー表現です。
以下、カラーガイド(※比率の%は曖昧な感覚的数値です)ダークブラウン部   ビビットオレンジ50% ブライトレッド30% ニュートラルグレー15% ブラック5% シャドー部にはブラックで濁らせたものを使用ライトブラウン部   ノーツフレッシュオレンジ70%  ドゥンケルゲルブ(2)20%  ミディアムブルー10%  シャドー部にはミディアムブルーで暗くしたものを使用 
関節などのガンメタル部  シルバー60%  純色バイオレット20%  ブラック20%
細部マーキング類は主にハイキューパーツ製。RBコーションデカールを主体に使用。 ほかにもTRデカール(胸部・脚部のナンバリング「10」)や、 クラウドデカールも導入して細部表記に使用してあります。
右脚側面のバーコード柄「RENEGADE(レネゲイド)」はコトブキヤ製デカールユニット001から使用。自作品の水転写デカールも数種を使用。  水ににじむ心配なく使用できるものです。 定着にはかなり強めな軟化剤(10秒もつけるとデカールが溶解するハードタイプ)を使用しています。1 ジョニーライデンエンブレム。  「ジョニーライデンの帰還」劇中では搭乗したパイロットのパーソナルエンブレムだけではなく、「旗印とするエース」のエンブレムを皆が使用する~というパターンが散見されます。 本文中を観察してみるとユーマのアッガイだけでなくズゴックEやハイゴッグにもこういう使用パターン有り。 このアッガイでの使用箇所は劇中どおり腹部コクピットハッチ上。この作例では首のまわりのエリ部右側後方にも使用しています。2.ユーマライトニングエンブレム。 こちらは搭乗パイロットを意識した主張です。使用箇所は左足首側面。3.関節可動部警告表記・CAUTION など諸々のお約束デザイン。 アッガイはデカールを貼り込む面が広いため市販品では書体が小さすぎますので、自作品デカールの大きめなものを関節まわりの目立たせる警告表記などに多用しています。全体のデカール使用パターンは、ダークブラウン部にはホワイトの書式で、ライトブラウン部にはグレーまたはブラックの書式のものを使用するようにしています。
機体各所にビーズ工作及びピン打ちによるメタル調細部ディテール工作もしてあります。2.0mmサイズをメインに使用。ライトブラウン面にはシルバーメッキを、ダークブラウン部にはゴールドメッキのノズルとなるように使い分けています。ピン打ちリベット工作に使用しているのは有頭5号針(針の軸側0.6mm)。針の太さとドリル開口穴のサイズをあわせ、接着なしにスナップフィットさせて固定しています。
機体本体以外の付属品は
6連ミサイル腕部(左右)  右手は真ん中にも砲門がありますアイアンネイル腕部(爪)×1アイアンネイル腕部収納状態×1伸びた腕部×1  ボールジョイント式の多重関節で、腕の節目6つぶんの構造。なので分解して組みなおせば、両腕を3関節ずつ伸ばす形状なども再現可能です。「ジョニーライデンの帰還」劇中のユーマ機っぽく見せるにはヒジ関節に節ひとつぶんだけかませてポージングするとそれらしく見えます。マリンランドセル×1    ビルダーズパーツHDのMSマリンからの追加装備。ノズル形状は2種が一対ずつあり差し替え選択可能(前述の改造品)腕部断面をふさぐフタ   「08小隊」の隻腕アッガイ(陸戦ガンダムのカレン機の頭を破壊したアッガイ)再現用のパーツ。画像10の右下にありますホイルシール組立説明書
以上です。製品に使われている素材が更新されて以来、接着剤がきちんと機能し作りやすくなりました。それゆえお気に入りとして一体個人用にキープしておいたものなのですが、1stガンダム直系のMSですし今後も買って作れる見込みはあると割り切って、惜しまず出品いたします。どうぞ品定めくださいませ

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